June 21, 2019

 関西ではお馴染みの人気番組ビーバップハイヒール大人のための絵本ワールド」にゲストで呼んでいただきました。4回目にしてやっと自分のペースで自分なりのコメントを言えるようになったのかなという感じです。

 私が選んで紹介した本は『へいわとせんそう』と『なつのいちにち』でした。放送後本の担当編集者さんから「問い合わせをたくさんもらってます!」というメールが入っていて、絵本が少しでも話題になってくれるのは本当に嬉しいと思いました。

 ですが、店の方は相変わらず。「出てましたね」とも「紹介された本買いに来ま...

February 24, 2019

 先日70代くらいのお客様から「最近の若い絵本作家では誰がおすすめですか?近頃絵本のことがさっぱりわからなくて」と尋ねられました。「私の個人的に好きな作家さんでいいですか?」と言うと、「もちろんです」と言ってくださったので、迷わずおくはらゆめの『まんまるがかり』(理論社刊)とみやこしあきこの『たいふうがくる』(BL出版刊)をご紹介すると「じゃあこの2冊を読んでみます」と買ってくださいました。「うちに来ていただくのは初めてですか?」と尋ねると「そうそう。前から名前だけは知ってたんだけどね。それにあ...

February 20, 2019

 メリーゴーランド では毎月本をお選びしてお送りするブッククラブがあります。子どもの本専門店ならたいていどこの本屋でもあるシステムなのですが京都のブッククラブは年齢でコースになっているのではなく、お一人づつ違う本が届くのが特徴。ですのでお送りする前に本のお知らせをしたりしてお客さんから感想やリクエストを聞いたりすることも多く、小学校に上がったとか、弟が生まれたとか会ったことのない子でももうすっかり親戚のおばちゃん気分なのです。大人の会員の方もいらっしゃって仕事を変わるとか結婚をするとか孫が生まれ...

February 2, 2018

 毎月お選びした本をお送りするサービスをブッククラブと言います。子どもの本専門店はわりとやっていて、選書にそれぞれの店の特徴があるので、好みの合う本屋を探せばとてもいいものだと思います。

 メリーゴーランドは四日市も京都もそれぞれに展開していますが、京都の特徴はお一人お一人違う本をお選びしていることでしょうか。あらかじめ年齢別のコースを組んでいるお店がほとんどかと思いますが、メリーのように小規模ならばお店でおすすめしているように、一冊ずつその方のことを考えながら選びたいので今のような形になりました...

December 6, 2017

 イラストレーターのミシシッピくんが絵本を出版しました。メリーゴーランドで個展をしてもらった時に「絵本を作ってみた!」と言って見せてくれたのが『パーちゃんのパーカ』でした。あの頃の私家版がきっかけでめでたく絵本デビューとなったのです。

 初めてパーちゃんを見た時、ミシシッピくんは絵本のリズムがわかっている人だなあと感心したことを覚えています。

 セツは『パーちゃん』がとても気に入ったようで時々一人で読んでいます。絵はもちろんですが言葉のリズムもとても良くて、読んでよし、眺めてよしのおすすめ絵本です。

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August 6, 2017

 

 先日思いがけず夏休みをもらい、2泊3日で家族旅行なるものに行ってきました。例年は私が夏の出張で3泊4日など留守にする間に、扉野さんが子どもたちを連れて周防大島に行ったりしていたのですが、今年は「みんなで行こう!」と言う扉野さんの気合いに押され私も行くことになりました。私はほおって置いたらすぐに仕事を入れてしまうタイプなので…。

 行き先はあちこち候補が出たのですが、ずっと訪ねたかった弟家族の暮らす福井。レンタカーを頼んで、仕事の段取りをつけて、荷造りをして、あっという間に出発の日がやってきまし...

June 26, 2017

 日曜日の朝、久しぶりにホットケーキを焼きました。

セツは一番ねぼすけで、目が覚めてから30分くらいはいつも機嫌がムッチャ悪いのですが、ホットケーキがあったら喜ぶだろうと思って、「セツ、朝ごはんはホットケーキやに!」と言って起こすと、ちゃぶ台の上をみて「え〜!なんでもうあるの!いっしょにつくりたかった!!」と大泣き。

 「なるほど〜そうくるか〜」とげんなりしながらも「じゃあこれ全部食べたら、お代わり一緒に作ろか」と約束しました。

 

 「まずほんひらいて、ボールをだすんやで、わかった?」とセツから説明を...

May 8, 2017

 日々仕事でも家でも本に囲まれている私ですので、当然本が好きなのですが、囲まれているだけに見落としがちなこと、知っているつもりになっていることも多いと思います。これはなんともつまらないことですねえ!

 けれど幸いにして、人は年をとります。機嫌がいい日もあれば、虫の居所が悪い日もあります。いつ、どんな状況で読むかによって、本の感じ方というのはびっくりするくらい違うもの。だからこそ底なしに面白いのだと思います

 心を動かされる本に出会った喜びはひとしお。本屋として母としてはもちろんですが、本を読んで感動...

March 12, 2017

 大人になってから知り合ったからこそ、一瞬にして友達になれることもあるんだと奈緒さんと初めて会った時思いました。まさに意気投合。

 誕生日が数日違いで、遠く離れて育ったけれど、同じ物を見て、憧れて大人になった者同士の安心感なのか仲良くなるにはさほど時間もかかりませんでした。

 奈緒さんの文章が好きで、日々の出来事を綴ったブログ「Table Talk」は欠かさず読んでいる私は、新刊が出るのを心待ちにしていました。潔くて清々しくて、そして時にはちゃんと悩む。厳しいところと甘いところのバランスもとても良く...

March 6, 2017

 トビラノさんの叔母、朱女ちゃんが本を出しました。

幼い頃の思い出を手繰り寄せるようなエッセイ集。でも大人になった朱女ちゃんの真ん中に確かにそしてふつふつと存在する記憶。その一片一片をこっそりと教えてもらっているような気持ちになりました。ページをめくりながら、私の隣には幼い頃の朱女ちゃんがずっとくっついていて、「こんなんやってん! あんなんやってん!」と面白おかしくおしゃべりをしてくれていたように思うのです。

 だからなのか、最後のページを読み終えて、本を閉じた時お腹の中がほくほくと暖かくなっていま...

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