September 15, 2010

 10月1日(金)10時からメリーゴーランドギャラリーがオープンします。

 本屋の横のお部屋を借りることになり、そこをギャラリースペースとしてこれからいろんな展覧会、イベントをやっていく予定です。

 第1弾は絵本作家のあべ弘士さんの展覧会です。

 『かちかち山』(岩崎書店刊)

 『ゴリラのごるちゃん』(ポプラ社刊)の原画

 『なんとなく・青空』(文化出版局)のオブジェ

  他に書きおろしの絵(販売もいたします)

 が並びます。

 そして、10月8日(金)18:00~

 ギャラリーにてトークもあります。

 メリーゴー...

August 31, 2010

 いつも通る公園のいちょうの木の下に、久しぶりに行ってみました。

 みあげると、たくさんのいちょうの実がありました。たわわに実ったその実はまだ青いけれど、ぶどうの粒のようで、かわいらしく、宮沢賢治の童話を思い出しました。

『いちょうの実』

 宮沢賢治 作

 及川賢治 絵

 ミキハウス

 1,575円

 100%ORENGEの及川賢治が手がけた『いちょうの実』。この絵本が出版されたとき、及川賢治は宮沢賢治の文章に新しい光を当てたように思いました。

 文章に寄り添うように、突き放すように描かれた絵とデザインの美しさ...

August 29, 2010

 先週お友達のアトリエに遊びに行ってきました。

 越前に暮らす作家夫婦は、海が大きく広がる山の中腹にアトリエと住まいがあって、海が凪いでいるときも、荒れているときも、いつもいつも海と一緒です。

 水平線はまあるく、そこに沈む夕日を最後の光まで見逃さないように眺めたりしました。

 水平線も地平線も、京都の町の中では普段は見ることができないけれど、時々「地球は丸い」ということを確かめるために、ここに来たいと思いました。

『ちへいせんのみえるところ』

 長新太

 ビリケン出版

 1680円

 長さんの世界を理解できる...

August 8, 2010

 ちかごろのおちびさんのはいはいスピードは、どんどんと加速ぎみ。

 ねこたちのごはんの時間、「にゃーにゃー」の大合唱を合図に、

 まってましたとばかりに、3匹と並んで負けじとお皿を奪おうとします。

 今朝はついに、ねこたちが残した小さなカリカリのかけらをうれしそうに、ぱくりとやっているところを発見。

 もう一粒と手を伸ばしたところを取り押さえました。

 油断もすきも禁物であります。

『どんどん どんどん』

 片山健作

 文研出版

 1,260円

 歩き出して間もない子どもでしょうか、ひとりの子どもが、

 どんどん、ど...

August 4, 2010

 昨日は8月3日。はちみつの日です。そして私のお誕生日だったので、友達家族が遊びに来てくれました。

 おちびさんたち4名。大人6名でにぎやか。

 トビラノさんがガスパチョと焼きなす。友達がとうもろこしやらベーグル、かぼちゃのスープなんかをもってきてくれました。私もパンを焼きました。

 友達がつくってくれたとんがり帽子をみんなでかぶって、おいしい食事をみんなでもりもり食べました。

 大人の誕生会に小さな人たちがこんなに集まってくれて、子ども会のようで、とっても愉快な夜でした。

『こぐまのくまくん』

 EHミナ...

July 29, 2010

『夏』

 五味太郎

 絵本館

 1365円

 毎日「暑い暑い」と言い、テレビの天気予報の最高気温を見てはうんざりとし、ついつい冷たいものばかりに手を伸ばしてしまうこのごろ。

 でも夏は特別な季節。

 夏休みのあった子どものころも、夏休みのない大人になった今も私は夏が大好きです。

 日常と非日常がいっしょに存在しているような、何か言葉にできない、予感のようなものが漂っているように思える季節。

 五味さんの『夏』はそんな私の気分を写しとったような絵本です。「最高気温」とか「熱帯夜」とかいう言葉にくらくらくる前に、こ...

July 25, 2010

 岡山の友人が桃をたくさん送ってくれました。

 白い肌にうっすらとピンクがかった桃は、甘いいい香りを漂わせています。

 最近よく作るのが、簡単でちょっぴり贅沢な桃のデザート。

 桃はよく洗って、種に沿わせ、横半分に深くナイフを入れます。桃の上と下をしっかりと持って、ルービックキューブを回すように、半分にぱかっとします。そうすると、上手に種と実が別れます。

 はい、半分の桃にきび砂糖をぱらぱらと振りかけて、さらにワインやリキュールをお好きなだけそそぎます。くだいた氷を添えたらできあがり。

 桃の果汁とお酒、...

July 18, 2010

 おちびさんが、つかまり立ちをするようになりました。

 今まで、歩く姿なんぞ想像もできなかったのに、立ち上がると、歩き出す日は近いのだなと思いました。


 

『ぼくはあるいたまっすぐまっすぐ』  

 マーガレット・ワイズブラウン

 坪井郁美ぶん

 林明子絵

 ぺんぎん社

 1,050円

 おばあちゃんから電話があって、ぼくはひとりでおばあちゃんの家まで行くことになりました。おばあちゃんの家はまっすぐ、まっすぐ行けばいいのですが……。

 途中、道ばたの花をみつけたり、犬小屋をのぞいてみたり、ちゃんとたどりつけるのかと...

July 15, 2010

 シチリアのパレルモから電車で30分ほど、バゲーリアという小さな田舎町で入ったトラットリアでのこと。

 「ちょうどパンが今焼けたところ」と気のいいおじさんが出してくれたのは、粉と塩と水で焼かれたシンプルなパンでした。

 表面にごまがまぶしてあって、とっても香ばしくておいしかった。

 その焼きたてパンをが籠に盛って出されたとき、これから出されるであろう食事のことを考えてそれはそれは興奮したのでした。

 西アフリカのナイジェリア。北のほうにある町の小さな通りアバディ。

 そこにある小さなパン屋さんの一日の物語...

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