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執筆者の写真JUN SUZUKI

距離を縮めてるとこ

 いっちゃんお元気ですか?

 前回の日記の「感染した人のことは責めない。感染したとしても自分を責めない。」この言葉にはぐっと来たわ。これはむっちゃ大切なことやと思うし、周りの人と再確認したいと思った。


 交換日記っておもしょいもんやなあ。日々の中で「あ、これいっちゃんに書こう」って思う事が多くて、交換日記してへんかったらこんな風に思わんかったやろなとしょっちゅう考えるねん。

 何よりいっちゃんとのやりとりはとても面白い!

いっちゃんとこも猫おるよねえ?うちも老猫二匹ともうすぐ一歳になる子が一匹おるんやけど、今日は四匹目がやってきた話やに。

 ひと月くらい前のこと。夜になると子猫の声が聞こえてくる日々があってな。小さい体(この頃はまだ目撃していない)やろうにムッチャ大きい声でずーっと「ミャー!ミャー!」って鳴いてんの。それが近所中に響き渡ってたん。探しに行くんやけど、なかなか見つからんくって、きっとそのうちどっかにいってしまうんやろうなと思っていたある夜、いつもよりも大きな声で聞こえてきて「これは近い!」ってなって、餌を縁の下に置いてみたん。朝になったら空っぽになってるんやけど、食べたのはうちの子たちかもしれへんから、赤ちゃん猫が食べたかどうかは不明やったん。

 そのうちどうやら縁の下におるらしいとわかって、影を見かけたり餌を食べてるのを見かけたりして、ある日ようようが「しっぽに触った!」って言って。みんなの期待は一気に高まったわけ、その頃には「えんちゃん」って呼ぶようになったん。縁の下のえんちゃんやに。

 子猫が迷い込んでくるなんて奇跡。そうそう起こるもんやないやろ?どうやって迷い込んできたんやろか?なんでうちに来てくれたんやろか?このままうちにおってくれるんやろか?とみんなそんな話ばっかりしてたわ。

 二匹の老猫は昼間大抵家で寝てるんやけれど、一歳の若い子は昼間は大体庭のどこかにいて、夜暗くなると帰ってくるの。ある日その子が帰ってきた後からえんちゃんがついてきた事があって、家の中でご飯を食べたんよ。その日からだんだんと距離が縮まってきたん。

 「さぁ!これはいよいよ病院に連れて行こう!」となって必死で確保。めでたく病院で虫下しの薬を飲ませてもらってうちの子になったのでした。病院で「生後3ヶ月くらいですね」って言われた。耳がおっきくて可愛いんやに。まだ抱っこはできひんけど、最近はみんなが寝ている側で寝るようになってきた。

 家の中が人間だけじゃないって結構ええもんやと思うねん。思いの及ばない事が起こったり、びっくりさせられたり、大笑いしたり。猫だけじゃなくて植物でも、魚でも、小鳥でもね!

 思いが通じなかったり、思い通りにならないってことは日常でしょ。



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