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  • Jun

ブックスタート


 赤ちゃんの検診などで本をもらったことはありませんか?

 それはNPOブックスタートという活動です。発祥は1992年のイギリス。日本では2001年から始まりました。私がようようやセツを産んだ頃はまだ京都市ではブックスタートが始まっていなかったので、私は絵本をいただいた経験がないのですが、事業を行う地域に生まれた赤ちゃんには全て絵本が贈らられるというものです。

 この度「2018年〜2020年度ブックスタート赤ちゃん絵本選考委員」にお声がけいただき、様々な立場で赤ちゃんと絵本に関わる方々と一緒に2日間にわたる選考会議に参加させていただきました。

 この活動が素晴らしいのは、ただ行政から絵本が贈られるというものではなく、地域のボランティアさんが赤ちゃんとお母さん、お父さんに直接絵本を開いてい一緒に読むというところ。様々な状況の中、それぞれ独自の工夫で赤ちゃんに絵本が手渡されているのです。

 私が京都市からもらったのはゴミ袋。実用的で無駄がないと言えばそうですが、なんだか味気ないものでした。それに比べたら人から声をかけてもらいながら絵本が贈られるなんて嬉しいではありませんか!

 きっと赤ちゃんと一緒に初めて絵本を見る人だって多いのではないかな。これはただ物を贈るというものではなく「絵本って面白いんよ」「これから一緒に楽しもうねえ」というメッセージや願いが込められているのです。

 こんな素敵な活動にお声がけいただいて本当に光栄でした。どうぞたくさんの赤ちゃんとお母さん、お父さんのもとに絵本が届きますように!


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