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Jun

文章


 先日初めてのところから「クリスマス」をテーマにエッセイを書いてくださいと依頼をいただいた。私は頼んでくれた人の事が大好きなので、なるべくなら期待に答えたいし、できれば喜んでもらいたいと思ったので、はじめはかなり気合を入れて挑もうとしていた。できる事ならどうして私に頼んでくれたのか、どんなことを書いたら良いのかと確認したい気持ちで一杯だったのだけれど、そこはぐっと我慢して自分で考えようと思った。

 書いて寝かしてまた書いて寝かして、熟成されるのを待って仕上げようとしていたけれど、出来上がった文章はたいして面白くもなく「これじゃああの人はきっとがっかりするだろうな」という事がわかっていたので、全部消してまた書き出した。これ以上手元に置いておいても同じだと思ったので締め切りの少し前に書き上げた文章を送った。担当の方から「どうして鈴木さんにお願いしたいと言われたのかがわかりました」と言っていただいてホッとした。

 書いていてとてもドキドキしたし、とても楽しかった。私は書く事が好きなんだと再確認。そしてやはり無い袖は振れない事がよくよくわかった。

 とここまで書いておいて、実はまだ公開されていないのです。またご案内します。


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