まるでタイムマシン

January 6, 2019

 

 新しい年が始まりました。今年も実り多き年となりますように。

 

 年明けは実家で過ごしました。弟たちも同じ日程で帰ってきたので全員集合したにぎやかな年の始まりでした。小さかった姪っ子や甥っ子たちはどんどんと大きくなり、5歳から高校生までみんなで囲む食卓は一度に全員は座れず食事の度に大騒ぎでした。子どもたちの世話を焼く人、空いたお皿を下げる人など大人たちの連携プレーも冴えわたっていました。

 恵子さんから「あんたの物があるからちょっと見てみて」と言われて昔の子供部屋に行くと、もう残ってないと思っていた本などが押入れの隅に残されていました。学生の頃の教科書や卒業証書、高校の修学旅行のしおりや日記に混じって小さな頃に集めていた可愛いメモ用紙やあめちゃんの包み紙、もったいなくて使えなかった折り紙などが入った箱が出てきました。

 懐かしい友達に会ったような、小さい頃の自分のことをよくよく知っている親戚に会ったようなくすぐったい気持ちになりました。

 ぞうの絵のついた折り紙は、塩浜病院の売店で買ってもらったものです。多分弟を出産するために入院した恵子さんが買ってくれたのだと思います。折り紙はまだ数枚残っていて大事に使っていたのをとてもよく覚えています。他にも小鳥が飼いたくて仕方のなかった頃、本屋で見つけては買っていた「小鳥の飼い方育て方」の類本が4冊。実用書なので読めない漢字がたくさんあって調べて自分でルビをうっていたりしました。

 こんな小さな紙切れ一枚、ノート1冊を目にしただけでいろんなことが蘇ってくるなんて、人の記憶というのは本当に計り知れないものだなと思いました。

 

 

 

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